着物
'孫にお小遣いをあげて信子さんのインスタグラム見られるようにして貰いました。'
なんてメールを下さったお客様もおでで、大変恐縮しております。
'一方で、SNSなどなさらないアナログな様子がよかったのに、、、'と仰る方、
'見られなくて気になって仕方が無いじゃないですか!'という厳しいお叱りの方も少なからず、、、
苦笑。
わたくし自身、ここDIARYで長くお付き合いくださっている皆様ご存じの通り、
全くのアナログな暮らしでおります。が、すこ~し想う事あり始めてみました。
先になさっていた方から伺っていた通り、正直既に少々面倒も生じておりますが
今のところまだしばらく続けてみようと思っております。
そんな様々なお声を伺い、
極一部となりますが、そして時折にはなりますが、
インスタグラムにUPした写真をここDIARYでも
ランダムに、敢えて脈略無しにチョイス&コメントなしでさらり、ご紹介させて頂くことに致しました。
では、ご覧下さいませ。
如何でしたでしょうか?
Happy Monday!!
Nobuko Nishida
インスタグラムをご覧頂いた方から最も反響を頂いているのは、
圧倒的に着物の写真についてでございます。
ここDIARYでは久しく着物のことは触れておりませんでしたけれど、
以前時折UPしておりました時にも、
実は、制作過程やわたくしの商品についてより最もメールを頂くのが着物でした。
(ちょっと複雑? 笑)
元々バッグの制作を始めましたのも、
着物の時に持ちたいバッグがなかったということが大きな理由のひとつでございました。
いわゆる'和装用'と言うのでなく、洋服にも合わせられて
そしてお人と一緒にならないものが欲しくて籠Bagをつくりはじめました。
ですのでやはり着物と着物まわりというのはわたくしからは切り離せない世界なのだと
改めて感じ入っていることろでもございます。
インスタグラムをご覧になられない方からのご要望もあり
今日は3つだけですが写真をUPさせて頂きますね。
(全部ご紹介していますと時間が、、、そして、インスタグラムを始めた意味がなくなってしまいますので、笑、何卒ご容赦くださいませ。)
昨日の東京は雨でしたので、
名前を入れて頂いて大事に使っている雨傘と、朱塗りの雨下駄の写真をUPしてみました。
海外に住む友人達にも興味深いアイテムだったようでメールが届きました。
下駄は、アスファルトの都会ではちょっと足元が危なくて難しいアイテムですけれど
やはり風情がございますね。
着物の時はやはり籠Bagを持っていることが多く、
今朝投稿した上の写真でも手にはこのバッグ。
紫の着物はなかなか色合わせを上手にまとめるのが難しくまだまだ勉強中でございますが、
練色の帯締めと、キャメル色のバッグでなんとか無事に着地?!できましたような、、、
気が、、、しておりますが、、、如何でございましょ?
牛革の鱧の骨切りとクロコダイルのコンビネーションの籠Bag。
過去にこの素材同士の組み合わせはこの1点と、ブラックヴァージョンの1点の計2点のみ。
籠Bagの中で変らず一番リクエストを頂いているのは総クロコですが
鱧の骨切りは少し絞りみたいな雰囲気もありますのでこの組み合わせも着物にも良く合いますね。
久しぶりにつくろうかしらん、と思い始めてもおります。
ここ数年トートバッグが制作の中心でございました。
特にNHKの番組、'美の壺トートバッグ編'でご紹介頂いてからの
この2年間は特にひたすらにトートをつくって参りました。
今年後半は、トートのペースを少し緩め、
Nobuko Nishidaがスタートした頃に立ち返って
久しぶりに籠Bagの制作に力を入れて、とも考え始めてもおります。
これはインスタグラムを始めた事で俄かにより強く感じていることでもございます。
手間と時間が掛ります為、さて一体いくつつくれますかわかりませんが、
少しずつにでもと思っております。
アトリエで予約制の個展か何か、、、ができましたらと、
そんなイメージを抱きながら準備に入ろうと考え始めてもおります。
詳しくは、また追々ここDIARYでご紹介させて頂きます。
(*これまで通り、制作にかかわる事、商品のこと等 Nobuko Nishidaの活動に直接関係する
情報については、ここDIARYで一番に、且つ詳細を綴って参りますのでご引き続きまして
ご覧頂けたら嬉しく存じます。)
Nobuko Nishida
Happy Monday again!!
2009年5月14日に始めましたこのDIARY。
早いもので気が付けば丁度丸7年。
お陰様で8年目に入ることと相なりました。
時折途絶えることもございましたが、
その時その時想う事、
私なりに拙い文章ながら、真面目に真摯に、そして丁寧に綴ってきた
つもりでおります。
自分のつくりますBagや洋服と同じように、
世の中に向かって発信する限りにおいては責任をと
ある一定の節度を以て、
わたくし自身の仕事=製作のスタイル、活動を
よりご理解頂ける様にということを軸に、
それから大きくかけ離れるようなことは安易に文章でも写真でも載せないよう、
みなさまとの一定の清潔な距離を保てる内容でと
努めてきたつもりでおりますが、如何だったでしょうか?
一方で、
もう少し違うリズムで、もう少しリラックスした角度でお客様に、新しくお人に、社会に、
そして愛する友にNobuko Nishidaというもの=わたくしがつくりますもの、
をもっともっと知って貰いたい、見て頂きたいという気持ちが徐々に生まれて参りました。
あくまで一人で致す、そしてこれからも限界までひとりで致したく思っております。
デザイナーであり作り手であるわたくし西田信子というものを表現することが
Nobuko Nishidaという存在を、もっと知って頂くことに少しでも繋がればと
考えるようになりました。
大好きな着物廻りのこと。
和の時間。
Nobuko Nishidaのトートバッグの最も長く、且つハードな使い手であり
DIARYではお馴染みソールメイトMarkのこと、そして気の置けない友との時間。
大事な道具達のこと。
アトリエでの大切な人々と過ごすかけがえない時間。
わたしなりの心ばかりおもてなし。
私が美しいと感じるモノ達のこと。
我が永遠の師、ヴィヴィアンとのこと。
(左:英国デザイナーVivienne Westwood /中央:不肖わたくし西田信子/右:Andreasは彼女のご主人でありブランドを受け継ぐデザイナー)
旅のこと。
私の一部、春♀のこと。
そして我が愛する同士、革のこと。
etc...
以上のような、
HPとは違ったわたくしの世界の一部を切り取って
発信し始めました、インスタグラム。
長くこちらをご覧下さっている方には、時に懐かしい映像もめて
DIARYとは少し違った目線で、心軽やかに柔らかく、そして少しリズミカルにを心に留めつつ致しております。
スタートして一か月。
まだまだ心もとない感じにて、
実はもう少し経ってからお知らせをと思っておりましたが、
7年前のちょうど今皐月の中ごろに始めたDIARYと同じタイミングでと
エイッ!とご案内させて頂くことに致しました。
このDIARYは今までと同じスタンスを守りつつ、
新しい何かを求める為に、
その分少しだけ自分を'晒す'という冒険です。
それが正しいと信じて致しましたが、
違和感を感じたらすぐに辞めるつもりでもおります。
いつも試行錯誤、これからも行きつ戻りつで
けれどNever give upで参ります。
ご興味のある方だけフォロー下さったらとお知らせ申します。
Instagram
nobuko_nishida
Posted on 2015年8月15日 11:43 under
BAG&洋服,
着物
今日もお盆休みの週末にもかかわらず、
DIARYにお運び下さったみなさま、ありがとう存じます。
心より、御礼申し上げます。
昨日の予告通り、今日は着物について。
Nobuko Nishidaの洋服の定番素材のひとつ、イタリアンリネン。
その中のインディゴブルーの生地で仕立てた着物でございます。
夏になるのが待ち遠しい位に大好きな帯に、
道明さんの繊細な淡い色調の帯締めと
グレーの帯揚げでまとめてみました。
お扇子は京都'宮脇'さんのもの。
白檀に象牙が施されたモノは今となっては貴重なのだそう。
無くさないように大切に扱わなければと思います。
草履は京都の'ない籐'さんのパナマ。
夏は足袋も麻のものに致します。 残念ながら今はお店が無くなってしまった銀座の'くのや'さんで
誂えたもの。
髪は自分でちゃちゃちゃとシニヨンにまとめて、
Nobuko Nishidaのダークブラウンのクロコダイルでつくったバレッタを留めました。
普段、勿論のことノーメーク(そして長いお付き合いの方はもうご存知ですよね?大のブラ嫌い、笑)
夏は、Nobuko Nishidaのカットソーに白衣かエプロンを着て無防備に過ごしているわたくし。
故に、気分転換に、と夜思いついて急に一人でふらりと食事に出たりする折は流石に
諸々変身、着替えなければなりません。 どうせだったらと気分で着物を着てゆくこともしばしば。
'どこか行くの?''なんかあったの?'ってその都度大仰に尋ねられるのってちょっと。。。
なんにもなくても、自分の為に、一人の時こそ!お洒落したらよいのだわ。
それが何よりお洒落というか、、、大人の愉しみなのだわ。
めげずに粘り強く?!続けた甲斐あってか、
'特別な時でなく普段にもキモノ着る人'
というのがようやく定着してきて最近はそっとしておいてもらえるようになりました。 笑。
着るものくらい、
好きな時に、好きなモノ、好きにさせてよ。 再笑。
衣で楽しみましょ。
Nobuko Nishida
Posted on 2015年7月22日 01:51 under
BAG&洋服,
着物
前にも記しましたが、
着物をUPした時が一番メールを頂戴致します。
ということで、気をよく致しまして(果たして気をよくして良いのだろうか?笑)続けてさせて頂きます。
茶系の縦縞の小地谷縮みの着物に、細い縞の上布の古い帯。
帯揚げは渋めの紫に、帯締めは初夏らしく青磁色にしました。
昨夜は、昭和初期に活躍された芸者さんの元自邸をそのままに残された空間、
そんな場所での夕暮からの気の張らない集まりに出掛けました
最近ご縁あって御目に掛かった方、幸運にもアトリエのご近所の美容院をなさっている
とのことでで今回初めてお願いしましたけれど、とっても気に入りました。
ただせっかくの立派な髪形なのに、わたしの着物が軽すぎたのが申し訳ないよな。。。
着物はやっぱりいと楽しゅうございます。
一年365日自分のデザインした洋服に袖を通さない日は無いわたくしにとって、
着物は精神的に仕事モードからOFFにさせてくれる有り難い存在。
クーラー苦手なわたくし。
作業でたっぷり汗を掻いた仕事終わり、ささっと冷たいシャワーを浴びて着物に半巾帯など
ちゃちゃちゃと締めて、素足に胡麻下駄でカランコロン、春♀の夜のお散歩に行ったりして
気分転換など致しますのは夏の愉しみでございます。
今回こうしてご近所に心強いお人も得ましたので、
今年の夏は例年以上にた~んと着ましょと思っております。
―本日のお知らせー
SOLD OUTしてしまってご不便お掛けしておりましたNobuko Nishida の夏の定番、
コットン100%のビッグママTシャツのブラックとレッド。
明日23日(木)15:00~19:00のフリーオープンに間に合って、着丈も2種類に
ヴァージョンUPして上っております。 是非お運び下さいませ。
Nobuko Nishida
Posted on 2015年7月19日 17:41 under
BAG&洋服,
着物
'最近着物の写真が無くて残念です。' とメールを頂戴しました。
変らず着ているのですが、出掛ける前はいつもバタバタ慌てているのがこのところの常で、
写真は戻って来てから撮ろうと思いつつ、帯を解いてから気づくことが多くて。。。
この日の写真も、そんな感じで、いつも通りに帰宅するや否や春♀の
夜のお散歩に走り回った後のすっかり着崩れたお目汚しな姿ではございますが
UPさせて頂くことに。
明治か大正の頃の古い着物。
帯は頂きモノでございます。 とっても気に入っていて、夏になると取りだして大切に締めております。
キャメルのクロコダイルX牛革の'鱧の骨切り'のコンビの籠バッグを合わせてみました。
着物は髪型が命。
最近ここ数年赤く染めていたのを真っ黒に戻しました。
長くて量の多い私の髪。
東京ではなかなか結って頂けるところはなくて、、、
もう10年以上お世話になっているご夫婦でなさっている髪結いさんはある梨園の方のお抱え。
舞の舞台も含めて、ここぞという着物の機会には引き受けて頂いて、わたくしにとってなくてはならないお人でございます。
この宵は専ら遊びの日でございましたので、
アンティークの簪を組み合わせて付けてくださいました。
奇しくも一晩のうちに、スカイツリーと東京タワーを眺めることになった夜でしたが、
わたしは断然東京タワー贔屓。
なんてったって、哀愁がございます。
お天気が定まらないこういう時期は毎年気分が滅入って困ります。
出掛けるのが億劫になる時は、いっそ夏の着物ですっきり髪をアップにしますと
気持ちもシャキッと晴れやかになるから不思議。
夏の着物って、やっぱり一等に大好き!
明日の夜は、毎年恒例にしている海の日の夕べ、隅田川のほとりにある古いお家での
川開きの一席。 どんな天候であろうと着物でお客様をお迎えすることにしています。
さて、何を着ましょうね。
写真も忘れずに撮りましょう、と思います。
学校はもう夏休み。
短い夏の本番が始まります。
まずはみなさま素敵な連休をお過ごしくださいまして。
Nobuko Nishida
Posted on 2015年5月19日 03:26 under
BAG&洋服,
着物
NY一人旅より戻りました。
限られたワードローブで様々なシーンに対応する必要のある旅は、
わたくしがデザインをする上で、シャープな目を持って洋服を見ることのできる非常に貴重な機会でございます。
今回も旅の間中、ALL in Nobuko Nishidaで過ごしました。
動き易さ、扱い易さ、シワや畳んだ時のボリューム感、温度調節のことetc.
次に必要と思われる新しいアイテムなどの構想を練りながらの日々でした。
Nobuko Nihsida の新しいカットソーのラインを中心に着て過ごしたスナップをUPします。
上左:マスタード ビッグママTシャツXターコイズ ハ―レムパンツ
上右;ターコイズ ビッグママTシャツXテラコッタ ハーレムパンツ
上:マスタードのカットソーに麻のチェックハーレムパンツを合わせて。
カモフラージュトートバッグ(牛革)
上右左共:ダークレッド ビッグママTシャツXダークレッド ハーレムパンツ
上マスタード VネックノースリーブTシャツXブラック ハーレムパンツ
上左右共:マスタード チビTシャツXマスタード ハーレムパンツ X 斜め掛けショルダーバッグ(牛革)
上左:テラコッタ ビッグママTシャツXイタリアンリネンブロンズ ハーレムパンツ
上右:テラコッタ ビッグママTシャツXマスタード ハーレムパンツ
上左:ターコイズ ビッグママTシャツXマスタード ハーレムパンツ
上右:ターコイズ フード付TシャツドレスXターコイズ ハーレムパンツ
上の写真は、下左:カットソーのギャザードレスに下右:TOM FORDのアクセサリーをONしたところ。
TOM FORDのアクセサリーはなんと日本の亀甲縛り?!がモチーフとか。 参りました。。。
(こちらの商品は2年程前のコレクションのモノにて、現在は販売されていません。
きっとお尋ね頂くと思いましたので先にお知らせさせておいて頂きます。)
NY one Nightは、Nobuko Nishidaの着物でと思い持参致しました。
イタリアンリネンのブラックの着物に同素材のHAORIを羽織って。
バッグは鱧の骨切りのクラッチバッグ。
クロコダイルのダイスリング。
帯はサリーを半巾帯に仕立てて、ブロンズのアンティークジュエリーでちょっとエスニックに。
春♀が居なかったら、もっともっと頻繁に旅をしているだろうな、と思うわたくしでございます。
とはいえ、ベッドの隣に彼女がいないと眠れなかったりして、、、笑。
次はいつ行けるかな。。。
*お知らせ
・NHK'美の壺'トートバッグの再放送 5月31日(日)23:00 Eテレ
・次回フリーオープンは未定でございます。当面は以前同様にアポイント制にて
個別に対応させて頂きます。ご希望の方はメールをお送りください。(尚、制作の都合上、
当日のご予約はご容赦下さいませ。)
Nobuko Nishida
展示会場の片隅で、
少しずつ手を進めるわたくし。
先のDIARYで記したフラワーレースのミニトートは出来上がる前に
早々にお嫁入りが決まりました。
同素材の少し大きめのトートを3月六本木AXISギャラリーで
お買い求め頂いたお客様の元に参ります。
'貴女、お姉ちゃんと一緒にお出かけできるからいいわね、、、'なんて
話しながら。。。
京都で展示したブロンズカラーのイタリアンリネンの色違い、
今回はインディゴブルーのアンサンブルでステラをドレスアップ。
帯は手持ちの更紗。
背が高すぎておはしょりが足りない、、、笑。
走り続けた数か月。
お陰様で無事に今日最終日を迎えることができました。
まだ最後の搬出搬入という大仕事、そして
お買い求め頂いたお客様への商品の発送等が終わりますまで気は抜けませんが、
ようやくこの日まで来たなという感慨深い想いでおります。
この後ほんのしばらく皆様と御目に掛かる機会が途絶えますが
DIARYは変らず綴って参りたく思いますので、
宜しかったら引き続きお付き合いくださいませ。
LAST DAY。
お一人でも多くの方にお運び頂けます様、会場にてお待ち申し上げます。
尚、本日26日(日)は17:00で終了させて頂きますのでご注意くださいませ。
Nobuko Nishida
Posted on 2015年4月10日 08:55 under
BAG&洋服,
着物
お洋服もご紹介致さなければでございますね。
颯爽と君臨、ステラ in 京都。
ロロピアーナのFOUR SEASONSのVネックノースリ―ブドレスの上に
同じくロロピアーナのジレドレスを羽織って。
バッグは、ハラコのショルダーミニ。
ネックレスは1930年代のヴィンティージ。
美しい光景でございましょう?
同じタイミングで、ソフトマッチョドレスを御試着なさったお二人。
左の方グレー杢はアイリッシュリネン。右の方はインディゴのイタリアンリネン。
髪形まで少しお揃いな、奇跡の様な眩しい束の間の光景、でございました。
こちらのお客様は、上の右側のお嬢様のお母上。
いつも母娘でお運び下さって楽しい時間と空間を創って下さいます。
白いスニーカーにオールインワンが着て来られたようにお似合い。
こういう一見アヴァンギャルドなデザインをサッと試して下さる女性は最高に素敵!大好き!
次は、Nobuko Nishidaは決して背の高い方の為の洋服でないことの証明のお二人をご紹介します。
お一人は、会場のお花を手掛けて下さった濱田由雅先生。
ウールのフード付カットソーのTOPSの上に、最も支持を頂いているデザイン:OVER JACKET(生地はロロピアーナFOUR SEASONS)を羽織られて。
いつもずっと笑顔の由雅先生。 華やかなのだわ!
次は、わたくしの大学の同級生のお母上。
六本木のバッグの個展に続いてのお運び。
この方々も母娘でシェアしてNobuko Nishidaの洋服を楽しんで下さっています。
ヘビーローテーションでお召頂いているというテンセルのハーレムパンツにと
今回は新作ターコイズブルーのカットソーとOVER JACKET(生地はCerutti i-party)
をお求め下さいました。
鱧の骨切革のペンダントともバッチリコーディネート。
写真には写っていませんが、実は大きなブラックのサングラスをなさっていて、それがまた素敵でございました。 実はオーバー80歳。 カッコ良過ぎます。
to be continued...
Nobuko Nishida
Posted on 2015年1月 3日 09:49 under
Others,
着物
暮れにロンドンから届いたクリスマスカード。
右端がデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド。
Vivienne Westwoodの仕事を辞めたのが2000年。
それから毎年一度も欠かさずに届く直筆のカード。
今年は大きなハートマーク付き!
'SAVE GREEN'を訴えた文章も同封されていました。
ここ数年は環境問題にも力を注ぐ彼女らしく、
カードが入っていた封筒は、以前おそらく何かの催しの為に印刷したであろう封筒の残りに
マジックで消したものを再利用。
こういうことって、意外と出来ない事だと思う。
そういう本質的な、リアリティーを踏まえた上で、いや踏まえたからこそで創り上げられるであろう
(とわたくしが思う)彼女独特のアヴァンギャルドな世界を、心から尊敬しています。
Uncle Mark(わたくしの元仕事仲間でありソールメイト・現イギリスデザイナー、そして春♀がこよなく愛するおじさま)がくれたヴィヴィアンのノベルティー。
GOLDのボトル。 カラーの組み合わせがまさしくVivivienne Westwood。
私が彼女に初めてコンタクトを取ったのがもう25年以上前になるでしょうか。。。
思えば、ヴィヴィアンは丁度今の私位の年齢だったと思うと、
彼女の揺るぎない仕事に対する姿勢と、女性としての佇まいの熟成度に驚きます。
来日中は相当にタフなスケジュールをこなした彼女の事を
今更ながら尊敬せざるを得ません。
長いお付き合いですが、ヴィヴィアンとの写真は本当に無いのです。
お人に頼まれて撮って差し上げるばかりで、自分の為になんて考える余裕もなかったな。。
上の写真は、5、6年程前でしょうか、ファッションショーの為に来日した時のもの。
亡夫が撮ってくれた今となっては色んな意味でわたくしの宝物。
(左がヴィヴィアン、右は彼女の公私共のパートナー、アンドレアス。)
わたくし今に比べたら、随分と痩せてる。 そして、若い。。。 涙。。。
そういえば、去年の3月、ヴィヴィアンに会いにパリコレに行った時の
写真をDIARYでとお約束しつつそのままになっておりますね。
暮れに思わぬ携帯の水没事故に逢って写真が殆ど飛んでしましましたが、
いくつか探してまたUPさせて頂きます。
次のDIARYでは、'不規則正しい'わたくしの制作と暮らしについて綴らせて頂きます。
Nobuko Nishida