2015年11月
週明けの月曜日の朝、
PCを開けると、いとビックリ。
沢山のメール。
展示会まで丁度、一か月になったからでしょうか?!
嬉しゅうございます。
ありがとう存じます。
ふぅ プレッシャー 笑。
わたくしと言えば、人生、はてさて、17?18?19回目?の引っ越しが始まりました。
今回は、アトリエの改装工事の為の荷物の移動です。
展示会は、引っ越しと同じくらいの労力を要しますから、
それをカウントしたらもう40回以上かしらん。
最近は、何トントラックが必要か、
積荷にどれくらい時間が掛るかまで予想がつきます。笑。
時間と空間、両方パズルのように頭と体を使って
無駄の無い様に段取り。
体力は制作にも残しておかねばなりませぬによって。。。
今月末までこのような日々が続きます故、
兎に角にも、今日のところは、
共通したお尋ね事について、とりいそぎお返事させて頂きます。
①12月10日からの展示会DMは、ご登録の方(CONTACTページで記入の上送信下さい)
には、11月20日~25日頃に発送させて頂きます。
②展示会の場所(地図)、時間等の詳細をお急ぎの方は、
今週中にHP中のEXHIBITIONページでUP予定でございますのでそちらを参照下さい。
③大変恐れ入りますが、バッグのオーダーは一切お受けしておりません。
展示させて頂いた完成品の中でお気に召したモノがございましたら嬉しく存じます。
④初日のお越しになれない方からのリクエストで多いのは、
今回のレアな革を使ったバッグについてでございます。
お嫁入りが決まっていても御覧になりたいとのこと。
御購入のお客様のご理解を賜って、展示会最終日までできるだけ展示させて頂きたく思って
おります。(わたくしもできるだけ沢山の方にご覧頂きたいですし。)
ですが、ナッパ等々の定番商品につきましては、御購入の時点でお持ち帰り頂く予定でおります。
(やはり連れて帰りたいというのがお客様の大半の方のご希望でございますので。
ご了承ください。)
⑤今回、洋服は秋冬中心でございますが、Nobuko Nishidaはオールシーズン着用可能な
素材やデザインも核としておりますので、十分な商品のバリエーションをご覧頂けます。
(春夏モノ、特に盛夏用で特に御希望の商品をDIARY等でお心に留めてらっしゃる方は事前に
お知らせ下さい。ご用意致しておきますので。)
以上でございます。
また、追々にお返事させて頂きます。
明日は、キャメルカラ―、リザードの型押しの大ぶりトートの制作の続きを予定しております。
できたら夜には完成したいな。。。
無事出来ましたらDIARYでUPさせて頂きますね。
Nobuko Nishida
12月の展示会は、これまで以上に遠くからお運びの方が多くいらしてくださるようでございます。
もうすぐ一か月前ということもあって、飛行機やホテルのご予約のご都合もおありということで
お問合せ多く、責任を感じております。
身の引き締まる思い。。。
良い意味で、、、プレッシャー感じております。
それぞれみなさま、お心にお留まりの革や大きさなど色々おありのようでございますが、
そのひとつひとつにお返事する事はとても無理な状況になっております。
けれど、何か少しでもお応えになればと、
今日は、これから裁断予定の革をいくつかUPさせて頂こうと思います。
*今回の写真は、画面をクリック頂くと拡大されるように設定致しております。
(すべて一点ずつの制作予定。)
フラワーレース型押し(ラージサイズ予定)。未だ不動の一番反響のある革。
モザイク=石畳(ミドルサイズ予定)
鱧の骨切りブラック(少しこぶりサイズ予定)
クロコダイルの型押しの上に、シルバーxブラックx鉄色etc
複雑にプリントされたスペシャルレザー。
次回展示会のクイーンはこの革になろうかと。。。
フラワーレースも手強わいですが、さて、こちらにもかなり翻弄されそうな予感。
覚悟を決めて、万全の体調の日に取り掛かろうと思っております。
(サイズ未定)
Nobuko Nishida
Posted on 2015年11月 3日 19:41 under
制作風景
先のグリーンと色違い。
同じ製法でなめされた牛革の裁断に入ります。
こちらも薄くて軽く、
そしてこの一頭のみ。
今後同じ革でおつくりは出来ません。
全体に行き渡った大きなうねりのようなシワが特徴ですので
グリーンと同じく、ダイナミックにおおぶりのトートに仕上げる予定。
少し赤が入ったこっくりブラウンを
ブラックハンドルでシャープに引き締めた印象のBagにと思います。
Nobuko Nishida
今年最後のフリーオープンも無事終え、
後は、12月の展示会に向けて制作するのみと相成りました。
アトリエの一部引っ越しと工事の準備も今ところ着々と進行中。
先の事は見ない、考えない、
慌てず、騒がず、
淡々と、粛々と目の前のことを丁寧に積み重ねて
今年の仕事を最後まで無事にまっとうしたく思っております。
ご自由にと月一度のペースで解放してきたアトリエのフリーオープンも、
もうそろそろここらで一区切り、と思い始めております。
お一組がせいぜいのアトリエの空間。
わたくし自身の制作とプライベートなモノと時間が詰まったスペース。
故に、元々は個々の完全予約制のみとさせて頂いておりました。
けれど、それでは初めてどんな感じか商品を見るには気が張る、という方のリクエストから始めた
フリーオープンでございましたが、もうその役目も十分果たしたように思います。
顧客様からも、
'どなたでもご自由にどうぞ、というのはもうあまりに無謀過ぎるのでは?'とご心配の声も少なくなく、
わたくし自身も、色んな想い、目的の違うお方が重なった時の状況を目の当たりにするにつれ
その難しさを感じておりました。
例えば、、
初めてお越し下さる方が一度に数名のグループとしてお越しになられたり(4,5人様以上のお運びはフリーオープン以外の日に個別のアポイント頂けたらとお願い申し上げます。)、
同じようにバッグをおつくりなっているという同業の視察目的の方、
お店のバイヤーの方(わたくしは数がつくれませんし、つくるつもりもございません故に、卸は今後も一切考えておりません)、
革を扱った職人を目指しているというお若い学生さんが勉強の為にといらっしゃったりetc...
(そういう方は別の日にご趣旨とご予約下されば、対応させて頂ける範囲で精一杯務めますのでフリーオープンの日はどうかご遠慮頂きたいのです。)
ご遠方からわざわざのお越しや、毎月の様に純粋に商品をご覧下さるためにお運びの方に対して申し訳なく、わたくしも正直申し上げて内心キリキリと胃の痛むような光景が幾度となくあり、、、
昨年頃から少し無理があるかなと、そのように思い始めてもおりました。
フリーオープンなのだから何でもありでしょ?!というマナー、いや'デリカシー'に欠ける振る舞いを
される方には、本当に心が痛みます。
ここアトリエは、やはりNobuko Nishidaの商品をゆっくり見て吟味してという
あくまで大人のお客様への空間というのが唯一の目的でお創りしておりますので
その方々を第一に考えさせて頂きたく存じます。
もう少しお気軽にご覧頂ける機会としては、アトリエよりずっと広い空間のギャラリーをお借りしての展示会は今後も務めて催して参りますので、そちらの方にお運び頂けたらと思っております。
(勿論、そちらでも最低のマナーはお守り頂きたいですけれど、、、)
またこの辺りの事は改めてゆっくりと、お客様個々のみなさまのご要望もおありかと
存じますので、しばらく色々とご意見伺いながら、良い着地点を見いだせたらと思っておりますので、ご希望おありでしたら、メール(studio@nobuko-nishida.com迄)をどうぞお寄せ下さいませ。
さてさて、
本日は、10月27日付DIARYでご紹介した反響の大きかったグリーンの革。
そのトートが先程完成致しましたので早速ご紹介申し上げます。
アトリエ内のショーケース中では、、、 こんな感じ。
ご覧頂けるでしょうか?
革の裏側まで丁寧にグリーンに染色されています。
革の表面だけ顔料を吹き付けたのでなく、時間を掛けて染められた証拠なのでございます。
自然光の下では、、、こんな感じ。
使うほどにどれだけ柔らかくなるだろうと想像するだけでゾクゾクする程に美しく、
そしてとっても軽い上質の牛革。 ほんとにすばらしい革! すばらしい色!
12月10日からの展示会でお披露目させて頂きます。
(大きさは横幅55cm強の大ぶりです。)
今日のアトリエからの代官山ヒルサイドテラスの眺め。
針葉樹の葉が落ち始める、わたくしの大好きな季節が
今年もやって来ました。
この景色が一等大好き。
毎年記していますから覚えて下さっている方はお馴染み?!
大の苦手な(笑)ハロウインもようやく終わって(お好きな方はごめんなさい!)静かな代官山。
お陰様で今日は制作の手が進みそう。
故に今宵にもう一度UPできそうでございます。
では後程に。
みなさま素敵な祝日をお過ごしくださいませ。
Nobuko Nishida