2014年11月
保護色 Part.Ⅱ
Posted on 2014年11月30日 18:44 under BAG&洋服, 春♀

お寒い中、又生憎の空模様の中にも関わらず、
今回もフリーオープンにお運び下さり、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

初日に引き続きまして、昨日も春♀と保護色カラーにてお客様をお迎え致しました。


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わたくしめが着ておりますのは、すべてNobuko Nishidaカシミヤニットでございます。
ボリューミーなシルエットのパンツ、そして中に着た長袖のVネックセーター(見えませんが、、、)
は共に新作でございます。
HAORI(羽織=過日ご紹介したブラックとは異なり、こちらはカシミヤニットとなります)の上に、
ZUKIN(ずきん=フード付のケープ)を被っております。


春♀が着ておりますのは、数年前のラルフローレンでございます。
首輪は、Nobuko Nishidaでグレーのオ―ストリッチの蝶ネクタイ付でございます。

我々、完全に一体化しております。笑。



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今日はネイビーDAYだったのかしらん。。。

初めてお越し下さった母娘様の元に旅立った、2色染めのトートバッグ。
 
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*来春個展、及び年内のフリーオープンの予定についてはTOPページにUPしておりますので
 ご覧くださいませ。

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ー今日のつぶやきー

    '明日も保護色にしよっかしらん。。'
                                            



保護色?
Posted on 2014年11月29日 12:54 under BAG&洋服, 制作風景, 春♀

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チャコールグレーのカシミヤニットのHAORIに、ボトムはボリューミーな'パンタローネ'と命名した
パンツ。
春♀とおソロ?!にしてみました。 保護色コーディネート。笑。


昨日のフリーオープンは、'フラワーレースのトートを'とお運び頂いた方が多数でございましたが、
DIARYに記させて頂いた通り、実物のお披露目は来春3月19日、個展初日とさせて頂きます事
どうかご了承ください。

こちらも既報でございますが、現在のところ一頭のみ、故に、バッグも一点のみの制作しか
できませんでした。 貴重な素材故、価格を付けて販売させて頂くかも現在のところわかりません。
追々にDIARYにてご案内したく思っておりますので、ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。


さて、こちらも、3月の個展用に制作に入りました'モザイク' シリーズの新作でございます。
'鱧の骨切り'より更に表面のカットも複雑で柔らかく、面白いバッグになりそうな予感でおります。

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今日は生憎の雨。
こんな日にお運び頂けたら、作り手としてはとても嬉しゅうございます。

お待ち申し上げます。

*来春の個展、及び次回フリーオープンについてのお知らせはTOPページにUPしておりますので、ご覧ください。                

フード付カットソーワンピース
Posted on 2014年11月28日 10:54 under BAG&洋服

ボリューミーなフードはNobuko Nishidaの特徴のひとつ。

今回ウール素材のカットソーで新しくワンピースを作りました。
一枚で着てもよし、パンツの上などにTOPSとして合わせてもよし。

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写真は長袖バージョン。
ノースリーブもございます。



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たっぷりしたフードをおろしてセーラー風に後ろに垂らしたり、、、
くしゅくしゅと首回りに巻いてみたり、、、
色々な着方ができます。



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ご覧いただけますでしょうか?Vネックから切り替えなしでフードが繋がって立ち上げてあるデザインなので、ふんわり顔を優しく覆ってくれます。 まるで自分の髪のような、そんな自然で女らしい雰囲気に仕上げたかったのです。 こちらもHAORIに続いて、自信の新作でございます。



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同素材のハーレムパンツに合わせてみました。
ちょっとエキゾチックスタイル。
シースルーなドットのソックスなんか履いちゃったりして。。。

いかがでございましょ?
旅に間違いなく重宝な一着かと存じます。


*来春の個展、及び今後のフリーオープン等のスケジュールは、TOPページにUPしておりますので
 是非、そちらをチェックなさってくださいませ。

*さて、本日28日(金)と明日29日(土)はフリーオープン。
 お運び下さいまし。
  

                                               Nobuko Nishida

                                          


晩秋の朝のアトリエ。
Posted on 2014年11月26日 07:22 under Others, 制作風景, 春♀

心も体も心から柔らかくなるような幸せ感じる風景は、まさにこの季節、
11月晩秋の頃のアトリエのベランダから眺める、落ち葉で黄色く染まった代官山ヒルサイドテラス。

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学生の頃に、初めて一人で訪れた東京。
当時建築に興味を頂いていた私が一番に足を運んだのが、ここ代官山ヒルサイドテラス。


その後、ファッション仕事に付くことになり、東京に居を移し、色んな街で暮らしたけれど、、、
ずっとここが一番好きでした。

そして、2年と少し前、奇跡の様なタイミングとご縁で、アトリエをここに構えることに。
制作の環境としてこれ以上はないと思える、私ににとっては夢のような場所。


ベランダから観た今朝のアトリエ。
資料や革が溢れて俄かに足の踏み場の確保がやっと。笑。

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ショップサイドから観たアトリエ。
革に侵食されています。

明後日からのフリーオープンに向けて片さなくては。。。

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2日後の雑誌撮影用のトートバッグの制作に取り掛かりました。

スモーキーなニュアンスカラーのリザードの型押し。
こちらも現在のところ革は一頭のみですので、バッグも一点モノ。
慎重に進めております。

実物は来春3月の個展でのお披露目となります。(雑誌掲載の折にはご紹介申し上げます。)

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今夜から、UNCLE MARKがまたしばらく東京在。
春♀との対面は明日。 その時の彼らのはしゃぐ顔が今から見える様で、思わず微笑んでしまいます。


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自信作  HAORI(羽織)
Posted on 2014年11月25日 15:39 under BAG&洋服, 着物

こういうのが欲しかった。

こういうのが作りたかった。

20141125-1.jpgのサムネール画像のサムネール画像


伊製 ロロピアーナの光沢あるウールで作ったHAORI(羽織)が完成しました。

袖の形、身頃のボリューム、着丈、
そして何より、襟のくりのカーヴ。
着物にも洋服のどちらにも合うモノをつくるのに、果たしてどれだけの時間と
手間を掛けたでしょう。


その甲斐あって良いのが、いといと良いのが、出来ました。

この3連休は色々とコーディネートして街にも出て着心地を試しましたが、
どんなモノの上に羽織っても、体を優しく美しく包んでくれるシルエットに
喜びを感じました。

以下、ご覧くださいまし。

*同素材のウールのボートネックのドレスと合わせて。

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*新作のカットソー、フード付のカットソーワンピース(こちらは明日にでも改めてご紹介させて頂きます。)に合わせて。

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* 日曜、祝日の月曜と続けて舞のお稽古がありました。
   着物は母がわたくしが娘時代の時に作ってくれた椿柄の紬。
   臙脂色だった八掛を、渋い抹茶色にして仕立て直しました。

   帯はぜんまいの繊維で織られた帯、草色と紅色の色違いをそれぞれに締めて愉しみました。

   着物の上にもPerfectに馴染んで、
   温かいのに軽く、これからうんと、う~んと重宝しそうでございます。


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こちらのHAORIは次回フリーオープン、28日、29日にご覧頂けます。
是非にお試しくださりまして。


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濃密な空気。
Posted on 2014年11月23日 21:55 under 制作風景

来年3月の個展に向けて、会場の空間の構成を思案する日々。
DM撮影は1月半ばには終えたいところであり、
逆算してスケジュールを考えると、
毎日着実に進行すべき事が押し寄せて来ている。 

俄かに感じるプレッシャー。

今夜は、
何年も費やし、一頭ずつ一頭ずつ辛抱強く手に入れた革達を広げている。

明日の午前中の内には、撮影に使用するトートバッグの革を決めて
具体的に制作の次の工程に移りたい。

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宝石のような革達。
二度と同じものが再現できない素材達。
それだけに簡単には刃を入れられない。

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アトリエスペースでは納まりきらず、革で浸食されてしまったショップスペース。
その迫力に空気は濃密、酸欠になりそう。

頭が既に飽和状態。


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下の写真、
左のブラウンとブラックの2色染めと、右のナッパのマスタードカラーでつくりましたトートは、
どちらも既に旅立ってしまい手元にございませんが、
共にリクエスト多く頂戴しておりますので
3月の個展には必ずや各一点ずつは制作致したく思っております。

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これから3月19日の個展初日まで続くであろうこの緊張感に耐えて、
事故なく無事にきっとやり遂げられます様に、
いや、きっとやり切るのだわ!
と心に誓う晩秋の夜、でございます。

                                           Nobuko Nishida


QUEEN!FLOWER LACE BAG
Posted on 2014年11月23日 10:51 under BAG&洋服, 春♀

FLOWER LACEのトートに、これまでにない反響を頂き驚いております。

'翌日に改めて、、、'と申し上げながら間が空きましたのは、
彼女を仕上げた後、消耗激しく、
特に指はPCのキーボードを押すのも辛い程に痛めてしまったからにございます。


これまで最も制作がハードだったのは、カモフラージュレザーの小さなサイズのトート。
理由は何度か記させて頂きました。


FLOWER LACEはその比ではありませんでした。

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上の写真のブラックは昨年11月の青山の展示会で御覧頂いた一点物のトート。
お嫁に出しましたが、その後'実物を一目見たかった'と仰っていただく方多く、
今後は希少な革のバッグは、作品としてしばらくは展示のみとし、
出来るだけ沢山のお客様に覧頂いてからお嫁に出したいと思うに至っております。



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完成したばかりのブラウンのトートは、
ボディのふくよかで豊かなボリュームに相対して、
ハンドルは、固い革をキリキリキリと細く細く、そして長めに致しました。

'グラマラスな胴体に不釣り合いな程アンバランスな華奢な手足を持つ女性。'

そんなイメージでつくりました。

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革の裏側の毛羽立ちは手で擦って処理しておりますのも何度も綴っておりますが、
深く型押しされたこの子は、磨く程にまるで'あぶり出し'のように、
模様が浮き立って来て、その艶めかしさには、思わず声を上げてしまった程。

ああ、恐ろしい程のエネルギーでわたくしを押し返すこの革を
私はまだ少し距離をもって眺めております。
一体、愛せるのかしら、、、

*こちらのフラワーレースのトートバッグの実物のお披露目は、来春3月19日~23日
 の個展とさせて頂きます。



そんなシュールな心持ちのわたくしをCALM DOWNさせてくれるのは、
やはり我が娘、春♀。
寒がりな彼女をカシミヤニットでガードして一緒に週末のブランチは
わたくしめのもっぱらの安らぎのひととき。

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さっ、今日はこれから舞のお稽古。
戻りましたら、いざ、イタリアから届いた革達のチェックと整理の肉体労働が待っております。


美しい革の写真を今夜UPさせて頂こうと思っておりますので、
宜しかったら又夜にでもDIARYにお戻りくださいまし。

では後ほどに。 
皆様、素敵な日曜日をお過ごしくださいませ。

PS)少々先を急いでおります。 誤字脱字等々は、お許し下さいまして。 何卒なにとぞ。。。


                                                Nobuko Nishida

                        



初めての、、、惨敗?!
Posted on 2014年11月20日 21:46 under BAG&洋服, 制作風景

フラワーレースが深く型押しされたトートバッグ。
革のなめしと加工が本当に特殊でなかなか完成せず、
これまで、ブラック1つ、ダークネイビーサイズ違いで2つの計3つ制作、
みな旅立ちました。


展示会やNHK'美の壺'の放映の後に、
'やっぱりあの革が忘れられない。まだありますか?'
'また新しくつくられますか?''といった、これまでにない熱いメールを頂戴してもおりました。


少し赤が入った甘い色めのダークブラウン。
フィレンツエのタンナー(=革を鞣し、染色する職人)から届いた貴重な一頭分で
大き目のトートバッグを制作。
たった今、完成。


こんなに扱いにてこずったのは初めて。
ほんとうに気位の高い、全く人になびかない美しい女性のような革。
指も肩も腕も、体中ヘトヘトに消耗しています。
綴りたいことは沢山あれど、言葉も出て参りません程でございます。

時に気まぐれに滞るわたくしのDIARYにも関わらず、
必ず朝晩チェック頂ける方も居てくださいますので、
こういうスペシャルなバッグが出来上がった時は、そのライヴ感を大切にすべしと
散らかった作業机のままに、DIARYをUPすることにさせて頂きました。

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そして、また今日は、鹿児島からのお客様のご予約を賜っておりました。
数年前から雑誌を通じて籠バッグに御目を留めて頂いていたとのこと。

革では珍しいダークネイビーのナッパの籠バッグをお選び下さいました。
この子は、わたくしにとっては特別の想いの詰まった存在にて、
お客様の前ではクールを装いましたが(果たして成功していたのだろうか...)
非常にエモーショナル、ちょっとウルウルな想いがございました。

勿論の事、無事に素敵な方の元に旅立ってくれるという喜びの感情も伴っての事でございます。

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籠バッグはトートバッグとは制作のプロセスが全く異なり、
掛かる時間も比較になりません。 この一年の間で3個しかつくれませんでした。
Nobuko Nishidaのロゴはこの籠バッグの曲線からデザインしたもの。
アトリエを立ち上げた当初は、トートバッグはなく、籠バッグのみでございました。

うっ、綴りたきことは山ほどなれど、
今日はあまりにBig Day。
やはり言葉も出てこないくらいにフラフラに消耗しております様にて、
続きは、また明日に。

兎にも角にも、
充実した一日でございました。
ありがとうございました。

御目に掛かったこれまでのお人皆様のご縁に深謝、心より。     

                                          西田信子拝




'黒革の手帳'
Posted on 2014年11月18日 18:55 under BAG&洋服



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DIARYを長くご覧頂いている方にはお馴染みでございますね?

わたくしの手帳。
QUO VADISのレフィルに革のカバーを作って使っております。


気持ちは俄かに来年3月の個展にフォーカス。
ムードを変えたいこともあって、今年は早々に来年2015年の手帳にスイッチすることに致しました。


さて、来年は、どの革にしようかしらん。。。
わたくしにとっては節目の年ということにて、
'黒革の手帳'、それもちょっと気合を入れましてクロコダイルと致しました。

晴れて、籠バッグとお揃い。

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沢山充実した出来事が刻まれるようにと祈ります。
そして、来年最後の日までどうぞ、どうか無事に健やかでいられます様に。

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しおり代わりの紐は、
今と、そして個展や展示会といった大切な日と分けてマークできます様にと、
一本はクロコダイル、もう一本は牛革で作ってみました。

わたくしの使っているこのサイズは、丁度、文庫本と全く同じ寸法。
故に、手帳としてのお役目が終わった時には、ブックカバーとしても使えるのでございます。

また手に馴染んでしっくりと致しましたところもDIARYでご覧頂きたく思っております。

続けてクロコのお財布もつくろうかしらん。。。

なんだかずっとっずっと身の廻りが無頓着で、お恥かしい限りでございます。
作り手がそんなではいけません。
まずは自分自身の持ち物もきちんと、少しは素敵に致しませんと。。。

                                            Nobuko Nishida


金箔 銀箔
Posted on 2014年11月16日 18:09 under 制作風景




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クロコダイルに金箔、銀箔を施した革。
各一頭。



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こちらは牛革を揉んで複雑なシボをつくった上に銀の箔を施した
手の込んだ素材。 一頭。


以上すべて大事に保管してあった貴重な素材ですが、
個展に向けてこれから刃を入れることに。


今後しばらくは、どんどん個展のDM撮影用のバッグ制作に向けて、臆さず素材と格闘して参ります。
素材の持つ強さ、動物が持つ独特の業・重みのようなものに負けずに対峙できる心と体を保たなければなりません。
心にプレッシャーを掛けるのは非常に難しいことなれど、
身体に負荷を加えるのは物理的に文字通り、ウエイトを重くして鍛えれば良いこと。


もう痩せるとか体重を減らすとかということにはなんだかすっかり興味が失せたわたくし。
(昔から、なんでも没頭してある日突然 '冷たい川が流れ' すっかり興味を失う、という性質。
不思議と全く飽きることなく後から後からパッションが湧くのは、革のバッグの制作と服のデザインのみ、それ以外は丸きりにダメでございます。苦笑。)
というわけで、ちょっぴり男前なトレーニングに入ったことはDIARYで綴らせて頂きましたが、
どうやら体質・性格に合うようで、不思議に睡眠も食欲も俄かに戻りつつあり、
御機嫌に調子よく致しております。

この分では、3月の個展では、まさかのマッチョな姿?!でのお迎えとなりますかもしれません、笑。


                                              Nobuko Nishida

 





*旧DIARY(=初回2009年5月14日~2014年1月24日迄)の閲覧はこちら